ウオークの部
平成18年 2006年 マラソンの歌28号-16
ウオークの部
 |
|||||||||||||||||||||||
衰へて九年振りなるわが参加後半のみのウオークに歩む かほどにも急坂なりしか八郎坂わが衰へし足の震へり 一面が緑の高原木道を歩めば虫のささやき聞こゆ
賑やかに道案内のボランティアわが名呼びくれ行方を示す 日当たりと日陰の温度差身に沁むる雲の切れ間に山頂見えて 名を呼びて室堂エイドに迎へらる腹を満たして山頂目指す 八月の最終週の室堂の街の賑はふ間無く二学期 残雪の多き年なり一の谷道を雪渓覆ふを過ぎる 山頂を目指し岩場が大混雑視覚障害者の大会有りて   盲人とすれ違ひつつ驚嘆すなおも驚嘆導く人に 山頂の雄山神社の神庭に頭を垂れて御祓ひを受く 山頂のビールは高値を先着の友は掲げてわれを待ちをり（塚本美弥子さん） 山頂に給水物資を担ぎ上げ友はスタッフ最長老の（櫻井連峰氏８１歳） 身につけし雄山神社の護符の鈴鳴り響かせて下山の開始
山頂を極めて戻る帰るさは未だ来る仲間にエールを送る 預けたる荷物受け取り宿泊の雷鳥荘が最終ゴール |
|||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||
